テキサスホールデムとは
テキサス・ホールデム(Texas hold ‘em)は、カジノでは最も一般的で、世界的に流行しているポーカーゲームです。『The Bakeneko Poker Club』で行われているポーカーもこのテキサスホールデムです。
プレイヤー毎に配られた2枚のカードと5枚の共有札(コミュニティ・カード)、計7枚を組み合わせて5枚で役( ハンド )を作り、よりハンドの強いプレイヤーが勝ちとなります。
ただし、ハンドの強さに関わらず相手をフォールドさせれば勝つことも可能な為、ブラフに代表される心理戦の占める割合の高いゲームでもあります。
プレイヤー同士で賭け金をつりあげて行き、最後に一番強いハンドを持っていれば勝ちで、勝ったプレイヤーが賭け金を総取りします。シンプルながらもスリリングで奥の深いゲームです。
そのため、単純な勝ち負け以上に、勝ったときのチップを大きくし、負けたときの損失を最小にするための戦術がより重要であり、最終的により多くのチップを獲得したプレイヤーが勝者と言えます。
カード単体の強さ(カードランク)
ポーカーにおいては「A」が一番強く、「2」が一番弱いカードになっています。
いずれの役にも該当しない役無し状態を「ノーカード」と呼びます。 その場合手札の中で最も強いカード(ハイカード)で勝敗を決めます。 ハイカード同士の場合は、より大きいランクのハイカードを持った方が勝利となります。
ハイカードのランクが同じ場合
両者とも「A」がハイカードですが、次点にランクが高いカード(キッカー)である「Q」と「10」のランクで勝敗を決めます。この場合は「Q」のカードを持っているプレイヤーの勝利となります。
ポーカーのハンド一覧
ポーカーの役(ハンド)は全部で9個あり、強いハンドほど成立する確率が低くなっています。
1. ワンペア(One pair)
同じランクの2枚のカードで構成されるハンドになります。ワンペア同士の場合は、最もランクが高いペアを持つプレイヤーが勝者となります。 ペアのランクが同じ場合は、残り3枚のカードのランクで勝者が決まります。
ペアのランクが同じの場合
ペアが同ランクの場合も残りのカードのキッカー(次点で強いカード)で勝敗を決めます。この場合は「K」と「5」の勝負となるので、「K」のカードを持っているプレイヤーの勝利となります。
2. ツーペア(Two pair)
同じランクの2枚のカードを2組で構成されるハンドになります。 ツーペア同士の強弱は、大きい方のペアのランク>小さいペアのランク>残り1枚のキッカーの順になります。
3. スリー・オブ・ア・カインド(Three of a kind)
同じランクのカード3枚で構成されるハンドになります。 3枚の組み合わせでランクの高いほうが勝者となります。3枚の組み合わが同じ場合は、残り2枚のカードのキッカーで勝敗を決めます。
4. ストレート(Straight)
数字が連続した5枚のカードで構成されるハンドになります。ストレート同士の強弱は、最上位のカードのランクで決まります。同じ数で始まる場合は引き分けになります。
5. フラッシュ(Flush)
同じスート(スペードやダイヤ等のマーク)のカード5枚で構成されるハンドになります。 フラッシュ同士の強弱は、カードのランクで勝者が決まります。
6. フルハウス(Full house)
同じランクのカード3枚( スリー・オブ・ア・カインド )と、同じランクの2枚(ワンペア)の組み合わせで構成されるハンドになります。 フルハウス同士の強弱は、3枚の組み合わせのランク>2枚の組み合わせのランクの順になります。
7. フォー・オブ・ア・カインド(Four of a kind)
同じランクのカード4枚で構成されるハンドになります。4枚の組み合わせでランクの高いほうが勝者となります。4枚の組み合わが同じ場合は、残り1枚のキッカーで勝敗を決めます。
8. ストレート・フラッシュ(Straight flush)
同じスートで数字が連続したカード5枚で構成されるハンドになります。 ストレート・フラッシュ同士の強弱は、最上位のカードのランクで決まります。同じ数で始まる場合は引き分けになります。
9. ロイヤルフラッシュ(Royal Flush)
Aから10までのストレート・フラッシュで構成されるハンドは「ロイヤルフラッシュ」と呼びます。一般的なテキサスホールデムにおいては最も強いハンドになります。